2024年11月5日
オリオンファーマ・ジャパン株式会社
オリオンファーマ・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小川充則、以下「オリオンファーマ」)は、2024年10月31日付で製造販売承認を継承した経皮吸収エストラジオール製剤「ディビゲル®1mg」の販売を本日開始しましたので、お知らせいたします。
本剤は、オリオンファーマの親会社であるフィンランド本社オリオンコーポレーションが創製し世界的に販売しており、更年期障害及び卵巣欠落症状に伴う血管運動神経症状(Hot flush及び発汗)をはじめとした適応を有する経皮吸収製剤です。本邦におきましては、株式会社ポーラファルマ(注: 2020年1月にサンファーマ株式会社が吸収合併)が2007年11月に発売し、2024年10月31日に当社へ承認を継承、販売移管されました。以降、本製剤の情報の提供、収集などの活動を行っておりましたが、本日より当社にて販売を開始いたしました。これに伴い、医療機関への情報提供や社会への疾患啓発活動等、本製剤に関するすべての活動をオリオンファーマが担っていきます。
オリオンファーマ・ジャパン代表取締役社長 小川充則は、今回の承継、販売開始について、次のように述べています。「当社は、今年1月に日本法人を立ち上げ、そしてこのたび最初の製品の販売を開始できることになり、とても嬉しく感じております。また、今後は、10月30日に発表した抗パーキンソン剤3品目を、当社2番目以降の製品として販売の準備を進めて参ります。弊社としましては、日本の医療従事者の皆様から信頼されるパートナーとなれるよう、そして患者様のニーズに応えていけるよう努力して参ります。さらには製造販売元として、製品の安定供給の責任を果たすとともに、医療機関への情報提供および適正使用の推進に努めていきます。」
オリオンについて
フィンランドの製薬会社であるオリオン コーポレーションは、100年以上に渡り、人々の健康を支え続けてきました。ヒト用医薬品、動物用医薬品、原薬の開発、製造、販売を行っております。オリオンは、自社開発医薬品、ジェネリック医薬品、一般用医薬品の幅広いポートフォリオを有しています。医薬品研究開発の主要領域は、がんと疼痛です。がん、神経疾患、呼吸器疾患などの分野の様々な治療薬があります。オリオンの2023年度の純売上高は11億9,000万ユーロで、年末時点の従業員数は約3,600人。オリオン社のA株とB株はナスダック・ヘルシンキに上場されています。
オリオンファーマ・ジャパンについて
オリオンファーマ・ジャパン株式会社は、フィンランドの製薬会社であるオリオンコーポレーションの100%子会社として2024年1月に設立されました。日本法人設立に伴い、オリオンコーポレーションが創製し、世界的に販売している製品のうち数製品において自社販売を開始し、関連製品情報の提供、収集などの活動を行っていきます。